当院について
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私事で恐縮ですが、この度20年余りの総合病院の勤務医<放射線科医>を経てH14年5月1日に、内科,放射線科のクリニックを開業致しました。 当院は<皆様の健康>を考え、暖かさと思いやりの心で地域に密着した医療活動を行い親しまれる医院を目指しています。また当院は、一般の内科的診療の他、放射線<画像診断>専門医の資格者としての特色を生かし、高速CT及びモニター診断等の最新式の高度な装置を用い悪性腫瘍等の種々の疾患の早期診断を迅速かつ的確に行う事を目標としています。 予防医学の重要性 最近予防医学の重要性が色々な所で盛んに言われています。 特に悪性腫瘍に関しては、最近では早期に治療すれば大部分が根治できる状況になっている事から、早期診断の重要性が高まっています。 ただ悪性腫瘍は早期には症状が無く、症状が出現してからでは手遅れになっているこが多いのが現状です。その為には症状が無い時に定期的に検査をする事が重要です。ただ悪性腫瘍は細胞がある所なら頭から足の先まで全身的に何処でも出来る可能性が有り、通常の人間ドックを受けていても全てが安心という訳では有りません。私は迅速に、より広い範囲を、より的確に診断できる検査法の必要を勤務医時代から感じていました。 高速CTとモニター診断 そこで出てきたのが最近の、X線管球の連続回転を可能にするスリップリング機構を用いた<ヘリカルCT>高速CTの出現です。当院では1スライスを1秒以下<0.75秒>で撮像出来る最新式の高速CTを用いる事により、頚部から骨盤部までの躯幹部の広い範囲を2分程度で撮像可能です。さらに画像をフイルムに焼き付ける事無く、モニターのサーバーにデジタル信号が直接転送される事から画像を検査直後に迅速にモニターに写し出し被検者に説明出来ます。また三面のモニターはそれぞれ1スライスづつを大きく描写でき且つ病変部をモニター内部の↑で示す事により患者さんへの説明もより分かりやすく出来ます、また病変部の大きさや内部のCT値も簡単に計られ質的診断の補助にもなります<また全スライスの冠状断像や矢状断像の再構成画像や三次元の立体的な画像も描出可能で、より病変部が分かり易くなります>。さらにモニター診断は、同一患者さんの以前のCT画像を迅速に別のモニターに写しだす事が出来、CT画像の比較による経過観察にも非常に簡便で有用です。
種々の症状を訴えられる患者さんに対して放射線科医の立場からは体の内部を一度画像で覗かない事には心配ないです、なにも問題となる様なものは有りませんとは<聴打触診だけでは>とても言えません。現に当院で開院から現在まで約4年の間に頭部も含めて約3500件余りのCT検査を施行していますが、かなりの頻度でなんらかの病変が見つかり、またその内で手術等の治療の為に総合病院に紹介となった患者さんも多数いらっしゃいます。 近年、病診連携の重要性が高まっている折、これからの開業医はホームドクターの役割と伴に疾患の早期診断を行い総合病院と緻密な連携を行う事で、患者さんにより有用な医療を行う事が重要と思われます。 またモニター診断システムは近い将来インターネットでつながれ、総合病院に診療所から直接画像が送られ、より迅速で高度な診断及び治療に役立つであろうと思われます。 最後に高速CTは悪性腫瘍のみならず、肺炎、胆石、腎尿路結石、膵炎等の他の症状を伴う疾患の診断にも非常に有用で、開業医で気軽にCT診断が行える事が21世紀の医療には必要であると思われます。 ※この記事に記載されている実績は2006年 10月のものです。 |
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